まず最初に手を洗って、きれいな手で帯を取り扱うようにしましょう。
長く伸ばしてハンガーなどにかけて風にあて、十分に乾燥させてから、汚れがないかをチェックしておきましょう。汗や湿気は変色やカピの原薗になるおそれがあり、カピが生えるとシミ抜きをしても汚れが落ちないこともあります。汚れやシミが見つかった場合は、できるだけ早く帯を購入した店や専門の洗張シミ抜き店に相談しましょう。また、その際には汚れの箇所、シミの種類(何のシミか)、いつ汚れたかなどをはっきり伝えましょう。
結びジワは当て布をして低温のアイロンをかけて伸ばします。高熱のアイロン、スチームアイロンの使用は、帯の金銀糸箔を傷めるのでご注意ください。
次の方法で応急処置をします。
訪問着など大切なきものは、専門家に相談しましょう。