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西陣織について
糸染め シリーズ 西陣に生きる

 京都で染色といえば、糸から染める先染めとよばれる工程と友禅などのように白生地に織ったものを染める後染めの二種にわかれる。

 西陣織の特色は先染めで糸染屋は、織屋から渡された撚り糸を精練し、色見本にあわせながら染めあげてゆく。熱湯に染料をとかし、かせ糸を竹棒にかけて、手釣を使いながら除々に染めあげてゆく手染と、大きな蒸気釜で一度にたくさん染める機械染色があり、いづれも西陣織の生命といわれる色をつくりだす重要な部分である。

 糸を染める前には精練という工程がある.つまり蚕の吐いたそのままの生糸には、ニカワ質のセリシンがついているために染料がうまく浸みこまないので、石けんやソーダ灰などの入った溶液で煮くとセリシンと汚れをとりのぞく、これがいわゆる精練で、そのあとよく水洗いすると生糸特有の美しい光沢がでてやわらかくなる。昔は「練(ね)り屋」が独立して仕事をしていたが近頃は、糸染め屋が兼業でやっている。

 (有)浜卯染工場の岡本太郎さんは、この春の徐勲で勲七等青色銅葉章をうけた糸染屋さん。後継者は、息子の祝郎さんが、しっかりと家業を継いでいる。とくに手染めの技術は、経験からわりだした「勘」が必要なだけに、子供の頃から自然に身についた仕事振りも、現在では、大変貴重なものとなっているという。

(平成2年6月号)

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