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整経(せいけい) シリーズ 西陣に生きる

 糸繰りで糸枠にまかれた経(たて)糸を織物に必要な長さと本数に揃える作業、昔は「へ台」というものを使ったので整経のことを「たてへ」といった。現在は、フランス式機械の進歩したものを使っている。床に並べられた糸枠から引出された糸が「目はじき」「あぜおさ」などの間を通って、整経機の大きなドラムにまきとられたあとチキリの胴にまきとる。ごく一般的な帯でも最低二千本の経糸を並べなければいけない。一本が切れてもキズ物になるので神経のいる仕事である。

 大宮寺之内の木村整経工場の木村知(さとる)さん(四〇歳)はこの道一筋に十八年のキャリアをもつ人である。「父の後を継いで、もう八年になりますが、最近は、糸繰りさんが老齢化で仕事をしてくれる人が少なくなって因っています」という。

 ところで現在の整経同業組合員は百名をわった。木村さんの工場のように明るくて広い工場はめづらしい。整経機の前には、経糸をまいた糸枠が整然と並んで美しい。この並べ方も織の種類によって、いろいろある。糸枠から引出された糸は二列になった目はじきをそれぞれ通り、目板を通って、あぜ筬で糸が一本ごとに交差するよう綾にとられる。次に前おさで幅を整えドラムにまきとられる。糸が途中で切れたりすると、急いでドラムをストップさせてつなぐ作業が整経のみせどころといわれています。一人前になるには最低でも五〜六年かかるという仕事である。

(平成2年8月号)

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