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西陣織について
織屋(おりや) シリーズ 西陣に生きる

 織屋は、織る工程にいたるまでのいろんな準備工程、それは、図案家、意匠紋紙業、撚糸業、染色業、整経業、綜絖業など、それぞれを動員して、ひとつの織物を生みだしていくのです。大企業のオートメーションシステムによっては、この綜合芸術は生まれてきません。

 むかしから「織屋とできものは大きくなったらつぶれる」とよく言われてきていますが、それは、この綜合芸術を生みだすシステムにも、個人の能力として、規模の上で自ら限界があることを示しているのです。自分の能力で生みだす創造力には限界があるということです。しかし、能力の限界を越えて分業による制度が、西陣の伝統を支える機能を果してきています。

 また先の諺にまつまでもなく、西陣は伝統があるといっても西陣の織屋で血縁的に永く続いている家は、そうざらにあるものではありません。

 それだけに、創造力と言いましょうか、織屋には芸術的なひらめきが必要なのです。従って西陣全体として伝統をうけついできたのは分業という制度によるものなのです。優秀な織屋に鍛えあげられてきた意匠紋紙業は、その織屋がなくなっても次代の織屋に、その技術を伝授してきました。また織屋自身も血縁的な親子関係だけではなく、主人−番頭というタテ関係でも、伝統的技術を伝承してきたといえます。

(平成2年12月号)

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